農機ルーフ
- 材料
- ポリプロピレンポリエチレン
- 特長
- 高剛性中空部のダクト機能高外観
- コメント
意匠性の高い綺麗な製品をポリプロピレンで実現した農機具の大型ルーフです。中空部のダクト機能としても利用。
FEATURE TECHNOLOGY
HIGH TECH BIG SIZE BLOW
大型ブロー成形
技術紹介・ハイテクブロー成形大型ブロー成形はパリソン形成時の原料自体の重量による伸び(ドローダウン)に耐えうる原料の溶融強度と、ドローダウンを考慮しパリソンコントロール(肉厚調整)とエアー・型締めをバランス良く組み合わせて成形する技術です。羽立の超大型ブロー成形品の原料種類はポリスチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンが有ります。
ダイスより適正サイズに拡張したパリソンを射出する
樹脂の伸びを考慮し肉厚コントロールをする
肉薄・外観を考慮し適正スピードで型締めする
中空部に大容量のエアーを瞬時に完全充填させる
意匠性の高い綺麗な製品をポリプロピレンで実現した農機具の大型ルーフです。中空部のダクト機能としても利用。
剛性と耐久性に優れた超高分子ポリエチレンで成形した仮設トイレの側壁
耐熱性に優れた超高分子ポリエチレンで成形した太陽熱温水器のお湯を貯めるタンク
2メートル以上の大型のルーフをブロー成形で一発で作れないか
弊社の大型ブロー技術であれば一体で成形が可能です、しかもブロー成形ではキャビ・コアの肉を融着するリブを設定できるため、剛性のあるルーフが作れます。ルーフ自体を補強柱にする事が出来、金属柱の補強材を廃止する事が出来た実例有り。(最大サイズは1500mm幅×2400mm長さで総重量45kg)
大型成形品でブロー成形のメリットはインジェクションより金型が非常に安価(おおよそ1/4)で、回転成形などと比べても量産性が良い為、まだまだブロー成形での採用・製品化が広まってます。またプレス金属成型と比べても1つの金型で自由曲線を1発で成形出来るブロー成形はメリットがあるようです。